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イオンモール盛岡南2Fにあります『盛岡南眼科』は、土日祝も診療をおこなっており、盛岡市周辺の地域のみなさまに愛される眼科医療をつくします。

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盛岡市の眼科『盛岡南眼科』

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今回は国を挙げての取り組みである「医療DX」というものについてのお話です。
当院でもその一環として「医療DX推進体制整備加算」というものを算定させていただいております。
(別項【「医療DX推進体制整備加算」についてのお知らせ】も御参照ください)
 
そもそも「医療DX」とは何でしょうか…?
(「DX」…デラックス…?)(上質で特別な医療を目指そう!…ってコト!?)
いえいえ…「DX」は(デラックス)ではなく(デイー・エックス)と読みます。
「DX」は【デジタルトランスフォーメーション】の略なのだそうです。
 
医療に関する様々な情報を電子化する試みは私が研修医だった頃から既にありました。
例えば「電子カルテ」。操作を覚えるのには大分苦労したものです…。
従来紙媒体でしかなかったカルテを電子化することにより保管や検索は容易となりました。
情報の共有が容易となるのも電子化のメリットです(字の汚い医者っていますよね!…私とか…)。
 
さらには電子化された情報を活用して新たな価値やサービスを生み出すことも期待できます。
「トランスフォーメーション」という言葉には「変革・変化」という意味があります。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」には「デジタル技術を活用し、生活をより良く変化させていく」
…そんな意味があるようです。
 
しかし…理想を語るには現実をしっかり見なければなりません。
現実問題として(変革にはお金がかかる)ということ…冒頭の「医療DX推進体制整備加算」もそうです。
今後変動する可能性がありますが…当院での現状は(約30円の値上げ)と考えて良いかと思います。
「たった30円…」と思う方もいるでしょうし「30円も!」と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし変革に伴う費用はどのような考え方の人からも等しく徴収しなければなりません…。
 
このような大規模な変革は一個人としてはどうしようもないことが多々あります。
当院院長として私ができることは「医療DX推進体制整備加算」の御協力を皆さんにお願いすること…
それを元に当院の医療DX推進体制を強化していくことのみです。
恥ずかしながら当院受付のロッカー内には大量の紙カルテが存在し…年々管理が困難になってきています。
今後導入を検討している電子カルテ等によるDX化が当院が抱える諸問題の解決策となるかと思います。
 
そういえばお気に入りのラーメン屋もDX化しました。まさに多分野で「DX化」の波が進行する時代です。
(野菜マシマシ・脂アリ…)デジタル端末での注文にてオーダーから支払いまで実にスムーズです。
100円ほど値上りしましたが…毎週通ってしまうのはその店に「特別な価値」を見出しているからであり。
DX化に以前に私自身も…当院に「特別な価値」を見出してもらえるよう努力しなければなりません。
自身の体型の「DX(デラックス)化」にも要注意…「医者の不養生」こそ永久の課題かもしれませんね…。