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イオンモール盛岡南2Fにあります『盛岡南眼科』は、土日祝も診療をおこなっており、盛岡市周辺の地域のみなさまに愛される眼科医療をつくします。

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盛岡市の眼科『盛岡南眼科』

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こんにちわ、院長の磯目です。今回のコラムでは「老眼」とその対処法の1つとして
「遠近両用コンタクトレンズ」のお話をしたいと思います。
 
老眼のことを眼科用語では「老視」といいます。
目には「調節力」という見る物に合わせてピントを調節する力がありますが、
歳をとると調節力が弱まり特に近くのものが見えにくくなります。
老視がはじまる年齢の目安は「40代」とする説が多く、私も現在40歳なのですが…
確かに趣味でやってる楽器演奏の際、手元の楽譜が見えずらい時があります。
 
当院では【40歳以上のコンタクトレンズ処方希望の患者様】に対し、以下のような問診を行ってます。
1.スマホや雑誌などで小さい文字を見ていると疲れる・見づらい
2.手元の作業やスマホ・本を見た後に、遠くを見るとピントが合うのに時間がかかる
3.昼間に比べ、夕方は見えづらいときがある

この3つの症状のいずれかに当てはまる方は老視を疑い、その対策として
「遠近両用コンタクトレンズ」の御紹介をしております。
遠近両用コンタクトレンズは1枚のレンズの中に、近く用と遠く用の2種類の度数を備えたようなレンズです。
 

また、上記症状に当てはまらない方でも
●PCを1日5時間以上使用する
●手元の作業をよく行う
●スマホをよく使う(ゲームや動画、暗いところで画面を見る)

などの生活習慣がある方は予防的な意味で遠近両用レンズの選択も有効かと思われます。
 
とはいっても(遠くも近くも良く見える魔法のレンズ!)みたいな誤解を与える御紹介はしていません…。
目の状態、生活習慣は人それぞれであり、遠近両用レンズが合うかは試してみないことにはわかりません。
御興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
 
「老視」と、その予防・対策について「遠近両用コンタクトレンズ」というものがある
というお話でした。それでは次回コラムにて。