マップを見る
電話をかける
イオンモール盛岡南2Fにあります『盛岡南眼科』は、土日祝も診療をおこなっており、盛岡市周辺の地域のみなさまに愛される眼科医療をつくします。

logo

盛岡市の眼科『盛岡南眼科』

019-631-3987

文字サイズ

暑い日が続いております。いかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムは夏らしい話でもしてみようかと思います。
先日娘と「サーフィンスクール」を受講しました。
普段仕事でろくにかまってやれないため…休みがとれると突飛なことに連れ出す父親なのです…。
 
若い頃にマリンスポーツに傾倒していた時期がありました。
サーフィンもやっていた時期があります。ろくに立てませんでしたが…。
久しぶりの海…やはり海はいい…。いいのだけど…「砂」がすごい(笑)。
マリンスポーツは全身砂だらけになります。目にも思いっきり砂が入ります。
ただ目には自浄作用がありますから…砂などの異物もメヤニとして排出してくれることがほとんどです。
私自身も目に入った砂がとれなくて困った経験はありません…。数日間砂まじりのメヤニが出る程度です。
 
そうそう、耳の穴にも大量の砂が入ります。これも数日間は耳かきの度に砂がとれます(笑)。
【サーファーズイヤー】という病気もあります。サーフィン歴の長い人に難聴などの症状が出るそう…。
私は(砂が原因なのかな?)と思ってましたが改めて調べると「冷水による刺激が原因」なのだそうです。
確かに冬でも海に入っていた時期が私にもありました…(辛くてやめてしまった根性なしですが(笑))
 
ところで、聞いたことはありませんでしたが「とある病名」を思いついて検索してみました。
【サーファーズアイ】…そんな病名あるのかしら………(え?あるの!?)
なんと…「サーファーズアイ」という病名があるようなのです…。とはいえそれは俗称に過ぎません。
眼科的には【瞼裂斑】【翼状片】と呼ぶ病態を「サーファーズアイ」と称することがあるようです。
確かにこれらの病態は「紫外線」が原因の1つと言われています。
長時間・過度のマリンスポーツは控えた方が良さそうですね。
 
そういえばサーフィンスクールの先生も印象的な話をされていました。
「海には長時間入らないこと。体力・集中力共に切れ、事故も起きやすくなる。」
眼科医の視点から言えば海は非常に紫外線が強い場所です。
「サーファーズアイ」ならずとも【急性的な角結膜炎】も発症し得ます。
マリンスポーツの達人の見解は、眼科的にも理に適っていると言えます。
 
楽しさのあまり時間を忘れて海に入っているようではいけませんね。
そう…翌日から「歩行困難なほどの筋肉痛」で足を引きずっている私のように…。
それでは次回コラムにて。